知らんおっさんが俺のチャリをガン見した後に持ち上げてる 別にいい 跨ったら怒るけど
奥さんとお連れのお爺さん登場 サイクルジャージ着てるの俺だけだから当たりをつけたんだろう
「ごめんなさいね勝手にさわっちゃって」
「なーんつかえんちゃ(大丈夫、問題ないですよ)」うさんくさいくらい爽やかに返答
妙に手慣れたフォローに、おっさんのわがままっぷりと我慢できない性格が想像された
その後お決まりの価格の話に
「それっちゃいくらぐらいするがけ?」
乗りたそうな方には、親切にかつ低めの金額を答えるようにしてる俺だが
乗ってきた地元ナンバーの車から裕福さが想像できたので馬鹿正直に「25万ぐらいですね」と答えておいた
それまで空気だったお連れのご老人がにこやかに一言
「趣味の事やから、もうちょい盛って言わんとあかんちゃ」
!
なるほど、確かにそうだ ここで50万って言っとけば満額出ないが
25万ぐらいだったら隣にいる奥さんが「半分なら・・・」と言うかもしれない
己の未熟さを恥じた
ガン見してたおじさんのロードデビューを遅らせたかもしれない
全くうかつだったが、今ここで非礼を詫びるわけにもいかない 奥さんがまだいるのだ
和やかな空気を壊さないように、
僕の1個上の世代、ホリデーオートやシャコタンブギ世代が
よく使ったあの台詞でチョイスして、まとめにかかった
「やっぱ、だいたい100万って言わんとダメっすね」
・・・ウケた OKだ そしてそそくさとヘルメットをかぶって「じゃ行きますね〜」と発進 完璧だ
油っこいサンドイッチが胃にもたれる もーちょっとQKしたかったと思いつつ 帰宅
そんな事があったかもしれない、称名滝方面 約60km 左膝が痛い 13%の坂はしばらくお休み